2016年7月12日火曜日

ムー大陸と安全保障

参議院選が終わったので防衛のことを書いてみます(関係ない)

自衛権の諸問題を考えるときにやれ中国だやれロシアだ言って無駄に刺激したり、イデオロギーや先入観が邪魔をして議論が進みません。

以前見た動画で石破茂さんの「もし、UFOが攻めてきたら」とか「ゴジラは災害出動」の話が面白いですね。



そんなわけで(どんなわけ?)、仮想の大陸「ムー大陸」と「ムー国」が存在すると仮定して集団的自衛権の行使を考えてみましょう。

前提

  1. とゆうか、ムー大陸2015年に浮上。
  2. ムー国は武力で攻めてくる。外交努力は通用しない。
  3. ムー国は占領政策として文化弾圧・思想強制などを行うことが想定されている。
  4. 「日本は集団的自衛権を国際法上保持しているが、国内法上行使できない。」を厳正に適用する
前提1は現代の状況でできる限りシミレーションするため。前提2・3は今回の議論を成立させるためです。

平和国家ならそもそも自衛を考える必要がないですね。

前提3については、賛否両論ありますが、自衛が必要かという議論を省くためですね。

そして前提4で集団的自衛権をしっかりと考えてみたいです。

前提から考えられる国際情勢と法律

日本列島 台湾 フィリピン 千島などは地政学上ユーラシア大陸防衛の先端に位置している。よって、アジア圏では緩やかな軍事協力をすることになる。

しかしながら、急なムー大陸浮上により法体制が整備されていない。

残念ながら・・・

残念ながら小生は法律の専門家でもなければ防衛の専門家でもないので誤ったこともあるかもしれない。その場合は指摘していただきたい、

基地はどこに?

ムー大陸が浮上しました。

小笠原諸島など、東京都敷地の諸島に最前線自衛隊基地を新しく作るんじゃないかな。

さて、前提から考えられる国際情勢から、東アジア圏の諸外国は日本に軍隊を駐留させたいというでしょう。日本も駐留を求められたら断らないでしょう。

なぜかというと、東アジア諸国は彼らの国土を踏ませる前にムー国を撃退したいと思うはずですし、日本は状況的に少しでも自衛力?を上げたいと思うからです。

さらに、アジア圏の他国の軍隊が駐留する施設が、、、作れないんだなぁ

諸説ありますが、外国に対する一時的とはいえ基地の土地貸与も集団的自衛権の行使です。

気が付いたでしょう。在日米軍があること自体が集団的自衛権の行使なんです。ベトナム戦争なんてもってのものです。

ちょっと打ち合わせしてみよう

アジア諸国で外交力を用いて対ムー国に対して対応を考えるとしましょう。これって、外交力という戦力の行使じゃないですか?

他国と合同して国際紛争を解決するって他国に対する防衛を行っているのでは?

とりあえずそこは置いておいて合同訓練と化することになるでしょう。

そもそも平時における合同軍事訓練は集団的自衛権の行使とは言えませんが、有事を想定した合同軍事訓練は誰が何を言おうと集団的自衛権の行使です。

合同訓練って抑止力。抑止力って戦力ジャンどう考えても。

あれ?合同訓練ってよくやってるよね?

第5の戦場

インターネットは第5の戦場と呼ばれていますね。

ムー国から日本に対してサイバー攻撃がされました。どうやら第3国を通じてハッキングが行われているようです。これに対して何か対応できますか?

できません

なぜなら、第3国を通じてハッキングをしているということは同時に第3国に対してサイバー攻撃しているからです。

第3国に対しての攻撃に対して戦力を行使するのはどう考えても集団的自衛権の行使ですね。

実はこれもすでに日本で行使されています。警察力という名ですでに行使されています。

国際的な警察力と軍事力の違いって?そんなにないんじゃないですかね。

上空をミサイルが通過

ムー国から韓国に向けてミサイルが発射されたとしました。その時にそのミサイルを撃ち落とせますか?

できません(暗黒微笑)

これは小泉政権の時にアメリカにCrazyと言わせた内容ですね。

だってこれ、どう考えても集団的自衛権の行使ですもの。

これってよいの?

こう考えると集団的自衛権って?

集団的自衛権ってもう行使してるじゃん。というか、行使できないとかおかしくない?

よく、侵略戦争に協力することになることを理由に集団的自衛権に対して反対を訴えています。

対処方法は簡単で、同盟国の侵略戦争に対しては集団的自衛権を発動しないと書けばよいのですよ。

今回で言いたかった問題点と議論の先に

日本の法体系は憲法前文の
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して
により、周辺国が軍事行動を起こすことを前提としていません。

この問題は朝鮮戦争・ベトナム戦争・安全保障条約などなどの時に議論されてきていたはずですが、結果として21世紀になるまで放置されてきました。

そして、気が付いたかもしれませんが、今問題になっている集団的自衛権などの問題は、じつはすでに行われてきたことということに気が付かなければなりません。

戦力の定義を考えたことがありますか?普通に考えると経済制裁ってどう考えても戦力ですよね?北朝鮮との間の国際紛争に対して経済制裁を行使するのは集団的自衛権の行使ですよね。

今後の議論はそういった視点からも見る必要がありそうですね。

皆さんはどう思いますか?

2016年7月7日木曜日

サークル新歓を成功させる方法

7月になり、大学の新歓活動が落ち着きを見せてだいぶ経過した。

様々な形態の部活動・サークルを渡り歩いたこともあり、いろいろ経験しているので、新歓活動についていろいろ書いていくことにする。

開始時期

4月から新歓してたらおそいぞぃ!!3月でもまだ遅い!

目標は2月開始!!

なぜかというと、新入生は大学受験終了とともにサークルの情報収集を行うのです。

よく、テレビニュースで「大学の合格発表!」と銘打たれ、ラグビー部が胴上げしていますよね(偏見)。あれは単に騒ぎたいから騒いでいるのではなく、れっきとした新歓活動です。

受験直後に優しくされると印象に残る。これが大切です。

受験期間によくある新歓活動としておすすめなのが以下のような活動です。
  • 受験生相談
  • 受験生案内
  • カイロ配り・チョコ配り・胴上げ
  • 大学生協のアルバイト
受験生相談とは試験の前日などにホテルなどで行われるあれです。受験生の直前の悩みやモチベーションアップを目指すやつです。
受験生案内も試験前日に大学を案内するあれです。
共通して言えるのが自己紹介に所属をしれっとつたえることですね。そこで楽しくお話しすると、受験生に良い印象を与えることができるのでおすすめです。連絡先交換などするとよい感じです。

カイロ配り・チョコ配り・胴上げも同様に受験生に良い印象を与えることができます。
その時には必ず印象に残るように見た目を統一するとよいです。スタッフジャンバーなどを着てどこの所属なのかを明記するとわかりやすいです。時にはほかの団体と協力するとなおよいですね。

生協のバイトは一石二鳥。お金も稼げるのでお勧めです。

イベントに参加しよう

新入生に関するイベントに組織的にスタッフとして参加するのはものすごくよいです。大体あるのが。文科系運動系合同新歓や入学式前夜祭や新入生オリエンテーリングなどです。その際も格好は統一したものを選ぶと目についてよいです。

ほかにも、新刊雑誌などに鋭意的に寄港することにより知名度を上げることができます。

インターネット新歓

今どきの新入生は大体の情報をインターネットで入手します。新刊情報はこまめに更新しましょう。TwitterなどのSNSを有効活用すると楽でよいです。

よく見られる失敗している団体はホームページが貧弱です。必ず連絡先などを明記するようにしましょう。メールアドレスすら書いていない団体も見受けられましたが、論外ですね。

終わった説明会やイベントに関しては経過記事などを投稿すると団体の活動がわかりやすくてよいです。

ビラ・立て看板

目立つビラを、目立つ位置に!ただそれだけです。

掲示板を埋めつくすビラをよく見ますが、目につく半面、ほかの団体を阻害し、いたずらに反感を買う(新入生にも)のでやめたほうが良いでしょう。

そしてなにより、きちんと管理することです。

立て看板やビラは終了した説明会などに関しては撤去・修正を加え、どんどん新しい情報を加えたほうが良いです。

情報に関しては必要最小限を意識しましょう。たくさんの情報を書き込んでも読まないので無駄です。情報を得たいと思うきっかけを作るものなので、そこまで詰め込んでも仕方がないでしょう。
ホームページへのQRコードを掲載するとGoodではないでしょうか。

キャッチ・ビラ配り

キャッチ・ビラ配りは人海戦術です。団体共通の格好(ユニフォームなど)をしてバンバン話しかけましょう。
ただビラを無表情で渡すだけだとただの資源の無駄となってしまうので、興味がわくようにきちんと話しかけましょう。

また、音楽系団体は配る後ろで演奏をする、運動系団体はパフォーマンスを行うなどをすると団体の活動がわかりやすく、話しかけやすいです。

場所と時間もよく考える必要があります。昼は食堂前・夕方は門前など。
動線を意識しましょう。

説明会・体験会

壇上に立ち一方的に話しかける説明会はつまらなく、新入生をとおざけてしまいます。動画を作成したりして動きを作るとよいです。

パフォーマンスタイムをつくる、フリートークを作る、体験会を行うなど主体的にうごく機会を与えると楽しい経験となり、いい感じです。

説明会の際は連絡先を入手し、次のイベントの告知などを直接行うとリピーター率が高いです。

説明会の後はご飯に連れていき、そこで交流を行うとよいでしょう。

日時に関しては競合団体の動きをよく考え、柔軟に対応することが必要です。



総合的に一年生の記憶に残ることを意識するとすごく良いです。新歓以降も接する機会のある団体ならばなおさらです。定期演奏会に来てくれるかもしれません。記憶に残しましょう。

あとは団体行動です。総力戦です。一部の人が行う新歓ではなく、毎回全員が参加すると活気のある団体と思われます。活気のない団体に入りたい人はいないでしょう?頑張れ!!


大体こんな感じでしょうか。思いついたらどんどん追記更新していきます。

教育現場における抑止力

初投稿します。

選挙期間ということもあり、Youtubeで政治動画をあさってみていました。

その中に面白い動画がありました。これです。


麻生太郎氏は動画の中で「抑止力」について語っています。

抑止力とは

  • 力がある
  • 力を使う意思をもつ
  • 力を使う意思を伝える
この3点であるといいます。

教育現場においてこの「抑止力」とは「子供に対して何かをさせる力」です。子供に宿題やテストなどのタスクを自発的に行わせるには「抑止力」が何よりも必要になります。

具体的に考えていきましょう。

力がある

力があるということはなにも「腕力がある」という意味ではもちろんありません。それはただの体罰です。体罰は何があってもやってはならないことです。

この場合の力があるとは「子供に何かをさせるバックグラウンドがある」ということです。
これだけではわかりにくいのですが、主にこのバックグラウンドとは例えば以下のことになります。

  • 指導することができる環境
  • 指導に対する保護者との合意
  • 子供との間の信頼関係
これらのバックグラウンドが必要になります。

立場としての「教師」や「講師」や「親」というのもわかりやすい力かもしれません。

力を使う意思を持つ

教育を行うときにどこかで「子供に嫌われるからいやだなぁ」などと考えることがあります。これは悪魔のささやきです。

力を行使しない先生は「優しい先生」ではなくただの「チョロイおっさん

力の行使に当たっては確固たる意志を持ってください。

力を使う意思を伝える

例えば、宿題をやってこない子供がいるとします。その子供に対して、「宿題をやってこい!」というだけでは、抑止力となりません。
抑止力を抑止力たらしめるには「宿題をやってこなかった場合は居残りにさせる」などと実際に力を行使することを意思表示することが大切です。

意思を持つ・伝える

意思を持つことと伝えることは両車輪です。どちらが欠けてもなりません。

たとえ、すべきことをやらなかった生徒にあらかじめ意思を伝えたとしても、その行為を行わなかったばあり、残るものは「あの人の言うことに従わなくても力が行使されない」という態度だけです。

また、たとえきちんと力を行使したとしてもあらかじめ力を使うことを通告しなければただのいやな先生となり、抑止力とはなりません。

この両車輪は子供と「約束をする」ということになりますが、これは別の機会にお話しします。

実際のケースについて

抑止力は様々なケースにおいて実践することができます。今回は2通りのケースについて抑止力を行使するモデルケースを考えてみましょう。

宿題をやってこないA君

Aくんは中学2年生の部活を頑張っている男の子。何度宿題を出しても、提出をしません。

この場合はまず最初に力を保有します。具体的にはあらかじめ保護者の方などに「居残りをさせてもよいか」などと現状をお話しします。

さて、ある日、実際に宿題をしてこなかったとします。宿題ができなかった理由を聞き、次回には必ず提出することを約束します。これが「力を使う意思を伝える」こととなります。

その際、「宿題を可能な量まで減らす」など、理不尽でないような環境を作ります。これもある意味で「力を持つ」と同時に「意思を持つ」ことにもなります。この時に、同意をとるとうまくいきます。

大体これで実際にA君は宿題を持ってくる・・・そんな簡単にはできません。

さて次の週、A君はやはり宿題をやってきませんでした。その場合は確固たる意志をもって居残りをさせてください。事前に宿題の量を調節しておけば、実はその宿題は10分そこそこで終わることが大半です。

そして何回か同様のことを繰り返してください。

大体2~3回ほどこれを繰り返すと、ある日、必ず宿題を持ってきます。さらに繰り返すと、A君は宿題を自然と提出するようになります。

やり方のわからないCちゃん

Cちゃんは小学5年生でひっ算が得意ではありません。授業を受けた後でも、問題を前にすると何も解けなくなってしまいます。

大体こういう子供はたくさんいますが、原因はただ一つで、まねをすることができないというだけです。

前提として講師が「正しく」ひっ算を行える「力」が必要です。

Cちゃんは問題の前で何もできなく固まっています。ここで先生はCちゃんの前でひっ算が解ける「力」を示します。そして次のようなことを言ってください。

「このやり方を同じようにやれば必ず解けるから」

必ずという言葉が大切です。力を示し、意思を伝えることになります。

さて、教えた後にCちゃんに類題を与えます。横について先ほど説いたひっ算のやり方と比べながら、アドバイスを与えながら説かせます。

するとどうでしょう、Cちゃんは問題を解くことができました。これはわかりにくいですが、力の行使が行われています。

力の行使が行われたCちゃんはびっくりです。

これを何回か繰り返すうちに、アドバイスはだんだん減っていきます。

5回ほどすると、Cちゃんはひっ算を行えるようになりました。

2つのケースについて

この2つのケースでは抑止力以外にも様々なテクニックが使われています。そのテクニックについてはほかの投稿において説明をします。

まとめ

抑止力を意識することにより効果的に指導を行うことができます。少し意識するだけで済むのでぜひ意識してみてください。

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